花束ををもらったら

花ひろばの栗本です。


結婚式や記念日に花束をいただくことはありませんか?
せっかくいただいたものですから。できるだけ長く楽しみたいものですicon14

icon92今回は長く楽しむためのコツをご紹介いたしますicon92

もらったその時は
花屋さんでは花束を作るときに数時間は水が持つよう保水材などを入れてくれます。
ただ、そのまま長く置くと、水が切れたり、切り口が腐り、痛む原因になります。
できるだけ早めに水あげします。
すぐに水揚げ処理ができない場合は、ラッピングを解いてとりあえず水につけておきましょう。
涼しく、暗めのところに置いておきます。

水あげが肝心ですicon11
水あげとは、植物がより効率よく水を吸うための処理です。
一度切り口が空気に触れると水を吸い上げにくくなります。

一般的には「水切り」を行います。icon91
バケツなどに水を張ってその中で切ります。
できるだけ深いところできるのがコツです。(水圧で水が入りやすくなります)
切り口は斜めに!!面積が大きくなることで水を吸いやすくなります。

木の枝ものは切り口を割いたり叩いたりすることで吸いやすくなります。
菊やマーガレット、カスミソウなど水が上がりにくいものは沸騰したお湯に5-10秒つけてから水切りします。

水切りの後は水を十分に吸わせるため少しの間、深めの水につけておきましょう。

水は毎日替えましょう

どこに置いたらいいの?
切り花は根がありませんので、茎から吸い上げる水がすべてです。
水が腐りにくいように涼しい場所に置きましょう。
明るいと開花が早くなるので、やや暗めの場所がお勧めです。
風が吹くと乾燥しやすくなるので、風が強く当たらない場所に置きましょう。
こまめに水を替えて雑菌の繁殖が起こらないよう注意しましょう。

大敵エチレンガス!?
切り花は普通の環境の中で、開花して少しずつ枯れていきます。
その開花や枯れを進めてしまうのがエチレンガスです。
これは自然界に普通にあるもので、リンゴやミカンなどの果物や、切り花自身もガスを出しています。
できる限りこれらのものから遠ざけることで枯れを抑えられます。

おすすめワンポイント
水に浸る部分の葉は取り除きましょう。
水を吸いやすく、腐り防止にもなります。

バラはとげをとると水を吸いやすくなります。

市販の延命剤などは殺菌作用があり、効果を発揮します。
漂白剤なども効果があります。


できるだけ長く楽しんでください


花ひろばブログ http://kurimoto.hida-ch.com/
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Posted by 飛騨お祝い応縁隊 at ◆2010年10月09日11:38豆知識
 
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