お返しの品

サンエイ 加賀江です

御祝をもらったときのお返しの品について書きます

飛騨地方でお返しの相場は、もらった額の三分の一程度の品を準備することが多いです。5,000円いただいたら定価で1,500~2000円、10,000円いただいたら3,000円位、それ以上の金額には5,000円程度になります。まれに快気内祝などで半返しといって、いただいた額の半分程度お返しする場合もありますが、三分の一程度が多いです。

品物では、快気の場合洗剤を使われる方が多いです。これは、病を洗い流すというゲンかつぎからきています。
新築の内祝いでは昔は『家を焼かん』ということでヤカンを使うことが多かったんですが、最近は電気ポットなどの普及でヤカンを使われる方は少なくなってきました。(代用品で電気ヤカンを使われる方はみえます)
結婚式の関連では、切るもの(包丁やはさみなど)・割れ物(陶器やガラス製品など)・敷く物(敷き毛布やマットなど)を昔は避けていましたが、最近ではお返しする側が気にしなければOKということが多くなっています。
出産の内祝いでは、特に避けるものも、ゲンを担ぐものもありませんが、基本的にかわいい物を選ばれる傾向にあります。
でも、結局のところ自分がもらって嬉しいと思えるものをお返しするのが、心がこもって一番だと思います。
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Posted by 飛騨お祝い応縁隊 at ◆2010年10月10日15:48
 
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